焼香の順番は喪主から始まり、決められている

2017年01月20日
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焼香は、僧侶の読経が終わった後、故人との縁が近い順に行います。一般的な順番としては、喪主、遺族、来賓、親族、会葬者の順です。これは家族葬であっても同様の順で行います。そして、一人ずつ行います。この時の順は故人との関係が深い人から順に行っていきますので、最初は喪主から始まります。席次も故人との関係に基づいているので、基本的には席の順番通りに焼香を行えば大丈夫です。

手順としては、まず周りに会釈をして席を立ち前に出ます。そして僧侶に向かって一礼します。また来賓がいる場合には来賓に向かって一礼します。そして会葬者に向かって一礼します。台の一歩手前まで歩き、祭壇に向かってまずすることは、遺影や位牌を仰ぎ見て、一礼し合掌することです。それが済めば、一歩前に進み、各自の宗派にあわせて行います。

仏教の場合には数珠が必要ですが、この時、持つ手は左手です。終われば 一歩後ろに下がり、祭壇に向かい一礼します。回数およびやり方は、各宗派によって異なります。また、現在は斎場で通夜・告別式を行うことが一般的ですが、その際はほとんどが立礼になります。遺影の前に焼香台と香炉が置かれており、参列者は順番に席を立ち、遺影の前で立った状態で行います。自宅や和室などで行う場合は座礼という場合もあります。また会場が狭い場合などには参列者が回して自席で行う方法もあります。

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